「20周年を実りある年に」NPO未来が総会、今年度事業・予算決める 12月に記念イベント

 認定NPO法人未来(岸田寛昭理事長、正会員92名、協賛会員3名、団体会員24団体)の2024年度総会が28日、倉吉市の上井コミュニティセンターで開かれ、NPO設立から20周年を迎えた今年度は12月に記念イベント開催や記念誌の発行を予定しているほか、SUN-IN未来ウオークと韓国・原州(ウォンジュ)国際ウオーキング大会との交流20周年、鳥取県と江原道(カンウォンド)との友好交流30周年など節目を迎えることから、「第23回SUN-IN未来ウオーク」(6月1,2日)での日韓の青少年交流など「グローカルな視点で地域と子どもの未来を創造(する)」とする今年度の事業方針・計画を決めました。

総会の冒頭、挨拶する岸田理事長

 総会では冒頭、岸田理事長が「コロナ禍が明けた昨年は、アジア・ウオーキング・フェスタ(AWF)など大きな事業が成功。先日は市民から『ええことをやっとる』と未来ウオークへの寄付金が新聞社に届けられる事例もあった。これを自信にさらに取り組みを強め、20周年の今年は12月14日に記念式典を行いたい」と挨拶しました。

 この後、昨年度の事業決算の監査報告並びに事業報告を満場一致で承認。続いて今年度の事業計画が説明され、「倉吉市の『ふるさと納税』や地元特産品のECサイト『鳥取みらいマルシェ』、クラカフェの冷凍自販機などの充実拡大、地域情報発信のオウンドメディア『鳥取みらいタイムズ』、ワーケーション施設『坦庵』、大関・琴櫻を擁する佐渡ヶ嶽部屋(桜友会)と伯桜鵬の両地元後援会、関金温泉の振興、県内の子育て支援など、地域の創生と活性化に大きなプラスをもたらすNPOとして本年もさまざまな取り組みを展開していく」とする方針が示されました。

上井コミュニティセンターで開かれた総会